先日、ライカギャラリー表参道で開催されてるテレサ・フレイタスの写真展に行ってきた。
テレサ・フレイタスはポルトガル出身の写真家。
色彩を主題にストリート、ドキュメンタリー、ファインアートの領域を横断しながら独自の視覚言語を築いてきた人で、有名なところではPorsche や Issey Miyake、Pantoneとのコラボレーションでも知られていて、2022年にソウルで開催した初個展は3か月で11万人を動員したらしい。
そんなすごい人だとは思わなかった…
今回の「Meeting Point」は、世界の異なる地域で撮影された2枚の写真を対作品として並べたもの。
一見すると、なつかしさというか思い出の手触り感のある、淡いパステルカラーに仕立てられた風景がまず美しい。
パステル色ではあるけど、そこから彩度を抑えた絶妙な調律。
イメージとしては夢とか記憶のなかの風景に近い色温度だな、と感じた。
作家紹介文にも書いてあったけど、遠く離れた場所のはずなのに統一された色調で並べられることで、どことなく同じ世界にあるような錯覚を感じる。
「東」と「西」という地理的な距離があっても色と光と形がリンクしていて、その共鳴が懐かしさを呼び起こす一端になってるんじゃないかと感じた。
あとは、すべての作品が同じ色調にそろえられているので、色がもつ、本来写真を構成する情報ではなく、構造要素として成り立ってる感じ。
この感覚は最近モノクロ写真を撮っている自分の感覚とも何となく合う。なるほど、、、
テレサ・フレイタスの展示は他のライカギャラリーでもしているみたい。
気になった方はぜひ行かれてみてはいかがでしょう。